Posted on 3月 12, 2015, 2:21 am By 21centuryboy
今、一番話題になっているビタミンといえば葉酸だろう。
ビタミンB群の一種で、かつてはビタミンB9とかビタミンMとも呼ばれたが、今は葉酸の方がポピュラーだ。
最初のきっかけは、厚生労働省が妊婦に摂取強化を推奨しだしたことだった。
ある種の先天異常を防ぐのにかなりの効果があるらしい。
詳しいことは下記のサイトで。
ところがこの葉酸、最近は中高年の動脈予防効果でも注目されているらしい。
動脈硬化を引き起こすホモシステイン高値症を抑えるのだそうだ。
しかし、元はと言えば、貧血の研究で発見されたビタミン。
造血に欠かせない栄養素といえば鉄分だが、葉酸とビタミンB12の両方もそろわないと血はできないそうだ。
そして実はDNAの正常な複製に不可欠だという。
葉酸なんてあまり聞きなれないが、なかなか多才で重要なビタミンである。
もう一つ、最近よく聞くビタミンがビオチン。
こちらはまつ毛とか、爪とかを元気に伸ばすのに重要らしい。
普通は腸内細菌が合成するので欠乏症になることは珍しいため、厚労省の栄養基準のビタミンのリストに加えられたのは最近だという。
おっと、ここでは腸内細菌叢の話が出てきた。
人間の健康はいろいろなところでつながっている。
今の自分はとても健康だが、こんなことを勉強しておくのもきっとムダではないだろう。
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